こんにちは^^ MECAL 4_5広報担当です。
2月26日に「ITで少しだけ優しい世界をつくろう。」と題して、「IT制作技術セミナー」を開催しました。
今回は、われらが「MECAL 4_5(なは産業支援センター)」の研修室での開催となりました★
講師の井上 憲さんは日本オラクル株式会社でマネージャ職に従事されながら、兼業でジョージ・アンド・ショーン合同会社のCEOをされています。
働き方改革・兼業・クラウドファンディング・IoTなど現代人が気になるキーワードを兼ねそろえた井上さんに
事務局スタッフの私たちも興味深々でした。
井上さんのお話の中心はズバリ見守りサービス「bible(ビブル)」の開発秘話です。
井上さんはご家族のとある出来事をきっかけにbiblleを開発することになったようです。
身近な課題から、ソリューションを提供する。まさにベンチャー企業といった内容で、
井上さんご自身の「見守りネットワークを作る」という強く熱い想いの込もったトークが繰り広げられました。
事業スタート当初は、まわりから止められたり、否定されたこと、
一緒に頑張る仲間のこと、開発で苦労したこと、大手販売店さんの裏話などいろいろなお話がありましたが、
どのお話も具体的な内容が多くて「具体的にお話してくれてありがたかった」と参加者からの声がありました。
特に印象的だった内容は、ものづくりをするときの値段の決め方の話でした。
「原価からプライスを決める。とは言っても市場調査する。すると販売価格がだいたい決まってくる。その結果、原価率が50%に落ち着いてしまった」「ぜんぜん食べていけない利益。販売価格から決めるべきだった」という内容に、参加者の皆様もスタートアップの現実や実態を目の当たりにしたようです。
井上さんのビジネスは、自社製品の販売で利益を確保するのではなく、
別の視点で収益を得るビジネスモデルを確立しているところです。ベンチャー企業だけでなく、
ビジネスパーソンにとっては、非常に参考になるお話を聞くことができました。
兼業の話も、とても興味深いものでした。
最近の働き方として2〜3年で転職される方も多いと思います。
メカルトークショーで登壇された日本マイクロソフトの澤さんもおっしゃっていましたが、
大手の企業でも兼業が認められるようになっています。
井上さんは「5:5の割合ではなく10:10くらいの気持ちで働いている」
「オラクルには本当に感謝している」とおっしゃっていました。
講話が終わって後も、参加者のみなさんとの名刺交換の行列が絶えず、井上さんは飛行機の時間ぎりぎりまで対応してくださいました。
大変お忙しい中のセミナーご登壇でしたが本当に貴重なお話をありがとうございました。
今回のセミナーは、今年度のMECAL 4_5がお送りするセミナーとしては最後となりました。
素晴らしい登壇者に恵まれ、大変有意義なセミナーを開催できました。
また例年以上の多くの皆様にご参加いただきました。
「MECAL 4_5(なは産業支援センター)」を応援してくださり、感謝申し上げます。
今年度、MECAL 4_5を支えてくださった皆様、セミナーやイベントにご参加くださった皆様、
本当にありがとうございました。
次年度もMECAL 4_5の活動にご注目ください!!!