ユーマーク株式会社

ユーマーク株式会社

事業内容

ユーマークは、ソフトウェアの検証と開発でソフトウェアの品質向上を支援する企業です。国内においては「オキショア」(沖縄+ニアショア)という立場で、ソフトウェア検証サービスを展開。国外においては「TESTED IN OKINAWA」を目指し、沖縄の地理的優位性や文化的特徴を生かした「MADE IN JAPAN」品質のソフトウェア検証サービスを提供します。

MECAL45に移転した今年「ソフトウェア検証自動化サービス」をリリースするなど、検証技術者(人)とテスト自動化ソフト(機械)の最適な組み合わせでソフトウェアテストを最適化するなど新たな取り組みにもチャレンジ中です。
ユーマークは、ソフトウェア検証と関連する開発サービスでこれからのアジアの「ものづくり」を支えていきます。

サービスの紹介及び事業実績

■ソフトウェア検証サービス
・ソフトウェア機能性評価
・ソフトウェア接続互換性評価
・ソフトウェアユーザビリティ評価
・ソフトウェアセキュリティ脆弱性評価
■検証サービスと連携するソフトウェア開発
・組み込み系ソフトフェア開発
・ウェブアプリケーション開発
■主な実績
-機能検証、バリエーション検証、負荷検証、脆弱性検証-
ウェブシステム/顕微鏡・内視鏡システム/太陽光発電システム /ルータ/複合機/店舗内端末/自動改札システム
-ソフトウェア検証自動化-
ユーザ操作を自動実行するスクリプト作成と保守
-検証と連携するソフトウェア開発-
画像処理プログラム/太陽光発電監視システム/スマホアプリ /Androidアプリ脆弱性評価システム

入居企業インタビュー 「代表取締役 大城保」

「U-mark(ユーマーク)」の名前の由来を教えてください。
会社の設立前に創業メンバーの皆さんと事業計画について議論した際に、社名の話題になり、首都圏の創業メンバーから「沖縄方言で『やんちゃ者』って何て言うの?」という問いかけがあったので、「『うーまくー』って言いますよ」と答えたら、「それじゃあ『ユーマーク』にしよう」となりました。
「こだわりを持った尖った会社にしよう」というねらいと、第三者検証会社として「User」「Usability」の「U」の意味合いもあります。

会社設立のきっかけを教えてください。
弊社の取締役の倉田は、東京でソフトウェア検証の専門会社を起業し約20年ほど経営をしていて、県内企業にソフトウェア検証の教育や周知を行うために通うようになっていました。当時、コールセンターが県内に次々と立ち上がっていた時期でした。私と副社長の大城は、そのころ県内の中小IT企業を支援する仕事をしていた関係で、倉田の県内での活動をサポートする役割を担っていました(これが出会いです)。
その後、沖縄県と国とで取り組んだ「平成22年度地域新成長産業創出促進事業(アジアのIT関連産業の振興事業)」の中で、「高度ソフトウェアテスティングセンター基盤構築事業」に創業メンバーで関わり、その流れを受けて、沖縄県の支援のもと一般社団法人IIOT(ソフトウェア検証の業界団体)が設立されるなど、「ソフトウェア検証」という仕事を沖縄に根付かせ産業化していこうという動きが始まったので、以前から倉田が沖縄に作ろうとしていた「ソフトウェア検証センター」を本格的に始動したいとのお誘いがあり、ユーマークを設立するはこびとなりました。

ソフトウェア検証(テスト)はどのような業務かというと、簡単に言ってしまうと、ソフトウェア開発の最終工程を切り出したもので、開発したソフトウェアが仕様のとおり動作するかどうかや、使い勝手(ユーザビリティ)などを確認する作業を指します。そもそも、ソフトウェアは人の生活や仕事の利便性を高めることを目的に開発されるのですが、弊社では、開発されたソフトウェアがその目的を実現できているかどうかを「開発者(製造メーカー)」の目線ではなく、「利用者(第三者)の立場」で検証するサービスを提供しています。
沖縄は本土との間に距離のハンディキャップがありますが、逆に他の都道府県と違い大手製造メーカーが存在しないため、企業城下町的な地域に比べると、様々な企業が仕事を出しやすい環境にあるとも言えます。そのような意味では北海道も同じような条件であり、コールセンターやテスト業務の誘致も沖縄同様広がりをみせています。
本県で仕事を受注する場合、安い労働力を目的に仕事を依頼してくる企業が多いのは事実ですが、素人からのスタートでも検証技術者ひとりひとりの技術力を向上させることで、お客様の信頼を勝ち取り本土並みのサービス価格の実現を目指し、社員の賃金の底上げにつなげていきたいと考えています。「尖ったスキルを持った技術者」が集まる会社にしたい。だから『ユーマーク(うーまくー)』なんです(笑)

どんな方々が入社して来ていますか?
社員の半分は、沖縄県が取り組んでいる「検証技術者育成事業」や「若年者ジョブトレーニング事業」の卒業生ですが、残り半分はソフトウェアテストの経験者(10年以上のキャリアを持つベテランもいます)やソフトウェア開発の経験者です。年齢も10代から50代と幅広く、一番多いのが30代の社員です。

テストの具体的な内容や種類等、どんなものあるのでしょうか?
1.機能テスト:ソフトウェアが仕様書どおりの動作であることを確認するテストです。
2.ユーザビリティーテスト:実際にソフトウェアを使う側(利用者)の立場で、その使い勝手をテストします。
3.セキュリティーテスト:今後本格的に取り組まなくてはいけないテスト分野で、IoT(モノのインターネット接続)と言われる今日、大変重要な分野になって来ます。
例えば、WEBカメラですが、最近、スマートフォンでなどで遠隔地で見ることができる監視用カメラセットが家電屋さんでも簡単に購入できて、インターネットの回線があれば簡単に設置もできるのですが、セキュリティがしっかりしていないと外部から侵入され、画像情報が盗み見される可能性があります。また、最近の自動車はコンピューターで制御されているのですが、さらには自動車に組み込まれた装置がインターネットに繋がって動作するような時代が到来しつつあり、そのような自動車のセキュリティもテストの対象となってきています。
我々の仕事はテストを通じて、安全性や安心を提供する仕事であり、世の中に出る前の製品の品質や安全を担保する仕事です。また、弊社の関連会社である首都圏の企業はソフトウェア開発に設計段階から関わり、ソフトウェア品質のコンサルティングをする仕事もしています。このソフトウェア検証という仕事は、やればやるほど奥が深く、やる事も大きくなって来ています。
製品やサービスは世の中に出回ってからバグ(誤りや不具合)が出たら、その修正や回収に多額の資金を有します。そういう意味で、最近では第三者検証というのを意識している製造メーカーやソフトウェアベンダーも増えて来ていて、将来業務拡大が期待できる分野でもあります。
弊社では「メイドインジャパン」の品質もしっかりと守りつつ、テスト事業の分野でも日本の技術力(メイドインジャパン)を世界で確立していきたいと考えています。「お客様の製品やサービスソフトウェアの品質向上を実現する」ことで支え、「世の中の安全を守る」という意識で今後もテストに取り組んでいきたいと思います。

今後の展開、ビジョンを教えてください。
将来的にはアジアに進出していきたいという夢があります。台湾で沖縄県が主催する商談会に参加するなど、それに向けた動きは既に進めています。また、県内のIT企業は自社内でテスト業務を行っているケースが多いのですが、今後は第三者検証サービスをアピールし、県内IT企業からのソフトウェアテストの受注も増やしていきたいと考えています。さらに、近年成長著しい県内のものづくり系企業とのコラボレーションも模索中で、弊社が製品テストを担うことにより一緒に成長できればと思っています。

MECAL45に入居してのメリットは?

1.MECAL45に入居している企業のうちの数社と、直接的、間接的に取引(隣のIT創造館の入居企業も含めて)があり、社長会などを企画していただいているので、今後も企業連携が積極的に図れる環境にあると思います。
2.以前那覇市の銘苅庁舎だったこともあり、建物の場所が説明しやすく、お客様の来社にも不自由がありません。
3.3階の施設・設備なども利用できるようになり、ますます利便性が高まると思います。

会社概要

ユーマーク株式会社
代表取締役:大城 保
所在地:沖縄県那覇市銘苅2-3-1 なは産業支援センター409
連絡先:TEL:098-943-8844 FAX:098-943-8845
ホームページ http://www.u-mark.co.jp